歩兵と指揮官と司令官が必要だ。

歩兵と指揮官と司令官が必要だ。

すうがくのじゅもん

じくちよ
*「おおじけんせ!
よくぞ もどってきてくれた!
わしは とても うれしいぞ。
*「そなたが つぎのシケンを
うけるには
あと もうすこしの
けいけんが ひつようじゃ。
*「いがくぶに うかったときは
わしに あいにくるようにな。
*「では ゆけ!
じけんせよ!

問題を解くのに、だらーっとした頭の使い方をやめよう。

頭の使い方まで意識することで、作業効率が高まる。

そのヒントとして、「歩兵と指揮官と司令官」に仕事をさせるという意識を持つことを勧める。

問題を読み、どういう問題かを把握し、そこで求められている解法を探すのは司令官の仕事。

解けそうになってきたときに、解法のパーツを作るのは指揮官の仕事。

求められる計算をひたすら実行するのは歩兵の仕事。

なんとなく、イメージが湧くだろうか。

こんなこと、どうでも良いと思うだろうか。

この3人は、いつでも頭の中にいないとダメだ。

まず、司令官が問題を読み、指揮官に作戦を伝え、指揮官は歩兵に指示を出す。

歩兵が指示を実行している間も、指揮官は作戦の目的を忘れてはならず、司令官は問題を解くという最重要目的と現在実行中の作戦を常に照らし合わせていなければならない。

要するに、計算に溺れて計算の目的を見失うみたいなことはやめようということだ。計算の目的は何か。次にやることはわかっているのか。いま、解答全体のどのあたりまで来ているのか。そういうことを意識しながら解くのと、いきあたりばったりで思いついたことを実行しまくるのでは、効率が違う。それでは問題は解けないと言っているのではなくて、より高い確率で解けること、より短時間で解けること、よりミスを減らすこと、そういう効率を考えると、この3段階くらいの思考は並行して行えないと厳しいよと言っている。注意して欲しいが、全く同時に完全に3つの思考をしろと言っているのではない。常にそれを意識することで、計算が終わった瞬間、他の視点から問題を見直す、というように、定期的にこの3人が顔を出すように意識して欲しい。3人が同時に出てくるともめるので、順番に顔を出させること。

それができれば、特にボリューム感による難問への対処が楽になる。「計算量多過ぎ」みたいな問題で、発想レベルでわからないことはないのに、ただ計算量が多いせいで、本当に解けない。そういうドツボにはまる受験生をよく見る。全体でどれくらいの計算をしないといけないかを司令官に見積もらせ、実行すべき計算を分割して指揮官に渡す。一つ一つの計算を歩兵に実行させ、指揮官が結果を集計する。集計した結果を総合して司令官が解答へ昇華させる。

そういう風に構造的に対処できれば、計算量の多さで心が折れることはなくなる。

ま、そこまで分業するのは理想論だが、少なくとも解答の途中で迷子になる率は下がるだろう。

じくちよ
*「ほへい
しきかん
しれいかん
*「そなたのなかにも かならず
ねむっておる。
*「いまこそ さんけんじゃが
めざめるとき。
*「おお ゆうしゃ じけんせに
ひかり あれ!